vol.14 : ボカロにコーラスをやらせてみた。その1


この曲では最初にデモを作った段階からサビの1部分にハモりが入れてありました。しかしそれではちょっと盛り上がりが足りないため、2コーラス終わった後に転調し、壮大なコーラスを入れたいと思っていました。今回はこのコーラスのアレンジについて書きたいと思います。

構成

まず、この曲の全体構成を見てください。
14_chorus.png
サビのハモりの部分は僕が持っている4ボカロのうちリードボーカルでない3ボカロが担当しています。
現在のところ、最後のコーラスパートもこの4ボカロで歌っています。通常のサビではメロディに添える感じで1小節だけハモる感じなのですが、このコーラスパートはそういう軽いハモりではなく8小節まるごと完全に4声コーラスにしてみました。ところが、ボカロ4人では「壮大」には程遠く、かなり物足りないものになりました。
そこで、4パートをそれぞれのボカロに歌ってもらい16人コーラスとして録音してみると、わりと良い感じになりました。そこで、折角のコラボなので僕の持っていないボカロにも参加してもらおう。「目指せ全ボカロ参加!」ということになり、作詞担当のみゆきちさんをはじめピアプロコラボメンバーに呼びかけてコーラスの録りだけお願いすることになりました。このボカロ録り依頼の方法については次回書きたいと思います。

コーラスアレンジについて

これまでコーラスのアレンジをしたことがなかったため、幾つか本を読んだりネットで検索したりしました。その中で一番役に立たなかったのはYahoo!知恵袋などにある「ハモりってどうやるの?」みたいな書き込みでした。あるいは歌い手さんのブログなど。あちこち読んでみても「3度上か6度下が定番」のように決まり文句で言ってるんですが、誰も「3度上と6度下って同じじゃんね」とはツッコんでないし、理論的にどうこうという説明ではなさそうでした。
結局のところ「コードを気にしながらストリングスなどと同じように普通にアレンジする。ただし歌詞の関係で音符のタイミングはどのパートでも同じ位置に合わせておく」ということなんですね。多分。
で、今回4声のつもりだったんですが、いくつかの問題があり、結局6パートでアレンジしました。
ソプラノJP:主旋律の3度上を基準にわりと自由に動く。歌詞あり
アルトJP:主旋律。歌詞あり
テノールJP:主旋律のオクターブ下。歌詞あり
バスJP:ソプラノとアルトの関係性を考慮しつつ足りない音を補う。わりとルート。歌詞あり
アルトEN:上記で足りない音を補いつつゆるやかに動く。Ah
バス(テノール?)EN:上記で足りない音を補いつつゆるやかに動く。Ah
こうした理由は単純で、英語ボカロを参加させるには、日本語歌詞のないパートを作る必要があったから、です。
あとは(やってみないとわかりませんが)パート数があった方がボリューム感がでるかな、という期待です。参考曲としては「We are the world」です。この曲ではサビの転調後に歌詞ありパートとAhパートが混在してます。もちろん曲調が違うのでそんなに参考にはなりませんが。
これを手持ちのボカロで歌わせながら調整しました。その結果は… 完成バージョンをご覧ください。2014年初夏頃公開予定です(笑)。
実はこのブログ、これまではすでに終わっている作業を後追いで書いていたんですが、そろそろ実作業に追い付いてきたところなのです。コーラスについてはアレンジは終わっていますが録音はまだ終わっていません。なのでまだお聞かせできないのです…。
次回はこのコーラスをいろんなボカロPの方々にいろんなボカロで録音してもらうためにあれこれ悪戦苦闘したところをご紹介します。

現在の進行状況

作詞:100%
作曲:90%
編曲:79%
動画:1%
ではまた。

(2017/05/12追記)

完成動画はこちらになります!


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