SONAR X3 レビュー


いろんなDAWを並行して使っている僕ですが、今のところメインのDAWはSONARです。
Cakewalk 5 → Cakewalk Pro Audio 9 → SONAR 7 → SONAR 8/8.5 → SONAR X1 → SONAR X2
とアップグレードして来たんですが、ついにうちにも来ました。
TASCAM SONAR X3 !!
20140222_BfXMRUSCQAEpsvj.jpg
Cakewalkの親会社がRolandからGibsonになった関係で、今バージョンから日本の代理店もRolandからTASCAMに変わりました。
というわけで、制作途中の曲をそっちのけでファーストインプレッション!
(X3d Producerを使用しています)

SONAR本体について

立ち上げた感じとしては、基本的にはX2と変わりません。操作についてもX2ユーザであれば違和感ないと思います。初期設定を済ませてから制作途中のX2のプロジェクトを起動してみましたが、特に問題なく再生できました。
新規プロジェクトも2つほど作っていろいろやってみましたが、新規プラグインが追加された以外は良くも悪くもX2のままという感じです。動作の安定度は今のところ問題なく、少なくともX2より悪いということはないと思います。
X2よりもドッキングできるものが増えたのか、ウインドウ移動中に予想外にドッキングされてしまうことが何度かありました。この辺は慣れでしょうか。

Rolandなものたち

すでにいろんなところで情報が出ているかと思いますが、R-MixとV-VocalはX3には付属しません。が、アップグレードユーザにとってはあまり問題ありません。
20140222_VVocal.png
Region FXメニューというのが追加され、X3では初期状態でMelodyneが使えるようになっています。旧バージョンのSONARをインストールしてある場合はここでV-Vocalを選択することもできます。ボーカルピッチ補正ツールが最初から2つ入っているというのも贅沢なDAWですね。
20140222_RMix.png
R-MixはVSTで呼び出します。
その他Cakewalkブランドのものはもちろん、Roland由来のプラグイン類も少なくともアップグレードの場合はすべて問題なく使えるようです。
20140222_Roland.png
というわけで、X2→X3アップグレードというのが全部入りで一番美味しいパターンなのではないかと思います。

ProChannel

Tape Emulatorが追加されました。

Tape Emulator

20140222_ProChannel.png
まだ使っていないので音はわかりません。もしかしてX2でも使えるか?と思ったのですが残念ながらX2のProChannelでは選択肢に出てきませんでした。どうやらProChannelはVSTと違ってリソースがDAW本体に入っているようです。

VSTプラグイン

Addictive Drums

20140222_AD.jpg
おそらくSONAR X3の一番の目玉はこのAddictive Drumsのバンドルじゃないでしょうか。アップグレード価格がADの価格と同じくらいだということを考えると、ここでかなりお得感が出ていると思います。
しかもこのADはフルバージョンです。というかSONAR X3のインストーラーには含まれておらず、別途本家ダウンロードするので、正真正銘全くのAD製品版です。よってこのADはX2はもちろん、他のDAWでも使用することができます(確認済み)。
すでにADを持っている人はダブってしまうので、別売りパックのライセンスと交換することができる、そうです。至れり尽くせりですね。

Nomad Factory Blue Tubes

20140222_nomad.jpg
Nomad Factoryのプラグインバンドルです。プラグイン数はなんと20!
20140222_nomad_menu.png
(COSMOS、ECHOES、MAGNETIC IIは別で購入したものです。付属しませんのであしからず)
この20プラグイン、古くなったsonitus:fxシリーズをリプレースする目的でバンドルしたのかと思ったのですが、音の傾向としても品揃えにしてもかなり毛色が違いますので、sonitus:fxと併用する感じでしょうか。
このBlue Tubesシリーズ、全然期待していなかったのですが、かなり良いです。こんなのバンドルしていいの?ってくらい使えると思います。特にEQはすごいバリエーションがありますが、それぞれパラメータが限られていてかなりシンプルでかかりがよく、音楽的な補正が簡単にかけられます。
ただし「SONAR X3以降でしか起動できません」というロックがかけられており、X2以前のSONARや別のDAWからは残念ながら呼び出すことができません。

その他の追加プラグイン

以後、まだ使っていないのでレビューとはいきませんが、他のDAWで呼び出せるかどうかだけテストしました。

TONE2 biFilter2

20140222_biFilter.png
フィルターです。他のDAWからも呼び出せます。

AAS Strum Acoustic Session

20140222_Guitar.png
アコギ(ナイロン弦とスチール弦)の音源です。他のDAWからも呼び出せます。

AAS Lounge Lizard Session

20140222_Lounge.png
エレピ音源です。他のDAWからは呼び出せません(GUIは表示されますがMIDI信号が反応せず)。同じAASのStrum Acoustic Sessionが呼び出せるのに不思議です。

まとめ

他の特徴として、X3でSONARもVST3に対応しました。ざっと試した限りではMeldaやiZotopeなどのVST3プラグインが起動できました。
実はメインDAWの引っ越しを考えていて、このSONAR X3はアップグレードするかどうか迷ったのですが、結論からいうと買って正解だったと思います。ちょっと様子を見て問題なさそうだったらX2で制作中のプロジェクトもX3に移行しようと思います。
ご質問などあればツイッターかこちらのコメントまで。


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